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また、「1%という目途が低すぎる」との指摘については、「過去、日本は先進国にくらべて上昇率が概して低い。その中で国民や企業の物価観が形成されている。仮に2%という数字を掲げ、市場参加者も含めて予想インフレ率が上がると信じると、その段階で長期金利が上がる」と反論している。

 日銀は、インフレ率0%以下のデフレに8割以上もしている。これは失敗であるが、白川総裁の反論はその失敗を続けて行くと宣言しているのに等しい。それに、実際には予想インフレ率が上がると実質金利は下がるので、実体経済には好影響だ。名目金利のみを考えているとすれば、経済運営を任務とする中央銀行として失格である。(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)